たなか やすこ
たなかやすこ おはなし会 主宰
「ろうそくに火い灯りますと、ここはおはなしの部屋です。」の言葉で始まるおはなし会では、昔話や、生まれ育った空堀の思い出、戦争体験等の自分史のすべてをやさしい大阪弁で語ります。
30年前から始めた「おはなし会」は、築90年の空堀の自宅長屋で月に一回開かれる「おはなしサロン」を始め、幼稚園、小学校、公民館等で年間50回以上開催している。
季刊小冊子「おはなしのたび」や、著書「お話の風が吹く」等を出版されています。
大小路界隈(夢)倶楽部
代表 高木 光三
「旧環壕都市 堺」の復活を願い、新しいまちをつくりだすことに邁進している大小路界隈「夢」倶楽部の“まちづくり”活動の一環として、空き店舗を活用した既存商店街の活性と地域コミュニティの場の提供・住まいの環境改善や「市」の開催を通じて、地域経済の活性化を図り、息の長い“まちづくり”を積極的に進めていくことを目的としています。
由緒ある大小路界隈の歴史的・文化的資産を継承し、町並みや風土を守り育て、新しい付加価値を生み出すことによる経済振興や、このまちを愛する人々による地域振興、暮らしの質とまちの魅力を増す文化振興を核とした“まちづくり”を進めています。
つまようじ資料室
稲葉 修
河内長野市は日本最大のつまようじ生産地ですが、コストの安い中国製品の輸入・販売に移行 する企業が続出。その中で唯一、地元での生産にこだわり続け、製造機械までも自社で開発しているのが㈱広栄社です。
ここの三代目社長でもある稲葉修さんは、世界50カ国余りを旅して、古今東西・過去現在のようじを収集。「つまようじ資料室」には、珍品・芸術品など約500点が展示されています。
無料見学会では、自らが案内役を務め、見学者は、「へえ~」を連発。1本のつまようじで100分以上のトークを繰り広げる姿は、まさに「いちびりのお手本」です。
都島区貴志康一記念事業運営委員会
当委員会は、大阪生まれ(都島区・網島)の夭折天才音楽家・貴志康一を顕彰していく為、平成16年9月に、地元・都島の音楽愛好家の有志により結成された。
都島区と協力、区内小中学生を対象に、プロの音楽家が演奏し、貴志康一の曲を「芸術鑑賞」する授業プログラムを作成、来年度より本格活動に入る。来年の没70年、再来年の生誕100年の記念コンサートの開催準備に取り組み、区民と一体になった活動を展開しています。
西俣 稔
ガイドを始めたのは13年前。当時住んでいた北区の「町歩きの会」に参加し、ガイドさんの話を 聞いて、「今まで育った町にもこれだけの歴史があったのか」と感動されたそうです。
それに触発され、歴史を調べれば調べるほど面白い事実が出てくるので、1年間猛烈に勉強され、大阪の素晴らしいところをいろんな人に知ってもらいたいとガイドを始められたそうです。
案内できるコースは約20コース(細分化すればもっとある。)ほとんどの週末にガイドを依頼されるほどの人気のガイドです。
西俣氏の案内は・ガイドのお客様の年齢層が幅広い。『過去の歴史から現在につなげる案内を行っている』、『必ず懇親会がセットになっている』というのが他のガイドと違い、人気の秘訣です。
今後は、ガイドの後継者育成に力を入れて魅力ある大阪の歴史文化を将来につなげていくことを目標にされています。
宇野 晶
25年程前に、十日戎の骨董屋で手にしたSPレコード。それ以来SPレコードの不思議な魅力に取り憑かれ、集めに集めて今や2万枚の所蔵枚数のコレクター。今や全国SPレコードコレクターの会「日本音盤倶楽部」の会長までも務める、大のレコード好き。
内容は、流行歌が主流であるが、洋楽、寄席物と幅広く、特に最近は大阪に関連した歌(レコード)の蒐集に力を入れている。
数少ない資料やレコード現物を基にして、大阪に縁のある約千曲をリストアップし、その内の約650曲を所蔵しており、ホームページ上でも公開している。
中でも、極め付けは日本で1枚現存の六甲颪の原曲「大阪タイガースの歌」の所蔵です。
道草おじさん 河村 信幸
子供の頃は、和歌山の野山を駆け回り草木で遊んでいたとのこと。
今から10年ほど前、たまたまシュロの葉でバッタを作る事を娘さんから教わったのを機に、自分流にアレンジしレパートリーも増え、今やボランティアで青少年センターや児童館へ教えに行くこともたびたび。また電車やバスの中など、どこでも子供相手にその場で作品を作っては喜んでもらっている。
今年の「中之島祭り」開催中に当会ブースにふらっと来られ、バッタやカエルなどの作品を子供の目の前で作って去って行った人です。
ご本人曰く、「言葉はいりません、野遊びは世界共通です。そこで一緒に笑えます。笑いも世界共通です。」とのこと。
こいさんず 代表 菊田 千恵子
1999年(平成11年)結成、天神祭奉納ドラゴンボート大会が初デビュー!今年で8年目になる女子「ドラゴンボート」チーム。
「ドラゴンボート」の女子だけのチームは平均年齢20代30代、その中で“こいさんず”だけは55歳、しかも過半数が今年60歳の還暦です。
他のチームのメンバーは“こいさんず”の年齢まで漕ぎたいと目標になっているそうです。
チームのモットーは身体のサイズ表示と同じ《S、M、L》Sはスマイル、Mはマナー、そしてLはいつまでもレディで。全ての大会でこれを実行されています。
7月16日の「2006日本国際ドラゴンボート選手大会」では女子の部・・・・3位入賞。今年の目標は「還暦パワーで勝どきを!」
松村 長二郎(平野郷HOPEゾーン協議会 会長)
大阪市南東部の平野区、平野郷地区の歴史ある景観を守り記録伝承すべく、50年以上にわたりフィルムで平野の町の風景や行事などの記録を取り続けている。
平野に100の博物館をつくろうとの活動より、ご自身が商売をされている150年前に建てられたと伝えられる呉服悉皆の店「まつや」の2階を映像資料館として開放。
数々の映像や写真資料を公開し平野の町づくりに多大な貢献をしている。
その他、町づくりのためにハード、ソフト、アート、伝統継承と多方面から関わる。
昭和4年生まれのとどまる所を知らない「いちびり精神」が溢れ出している人です。
淀屋研究会 代表 伊藤 博章
大阪に偉大な業績を残した、大阪の生んだ先人「淀屋」の埋もれていた業績を堀りおこし、大阪をはじめ全国に顕彰し、大阪市民に啓蒙するなかで大阪人の士気の高揚と元気起こしを諮る活動をしている。
平成15年度からは大阪市内で淀屋研究家の新山通江氏の講演会を実施また「淀屋サミット」を大阪で開催、「牧田淀屋」建物保存の署名と募金運動を実施、それに「せんばGENKIの会」にも参画し諸活動に積極的に協力している。
年内には「淀屋展」を4回開催、「淀屋」に関わる歴史、偉業、文化、ゆかりの人々、神社仏閣、等々「淀屋」研究の成果を展示している。多方面に亘る顕彰活動に大忙しの様相に資金不足を呈し苦労しています。
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